MASTG-KNOW-0041 内部ストレージ (Internal Storage)

デバイスの 内部ストレージ にファイルを保存できます。内部ストレージに保存されたファイルはデフォルトでコンテナ化され、デバイス上の他のアプリからアクセスすることはできません。ユーザーがアプリをアンインストールすると、これらのファイルは削除されます。

たとえば、以下の Kotlin スニペットは機密情報を平文で内部ストレージ上のファイル sensitive_info.txt に保存します。

val fileName = "sensitive_info.txt"
val fileContents = "This is some top-secret information!"
File(filesDir, fileName).bufferedWriter().use { writer ->
    writer.write(fileContents)
}

ファイルモードをチェックし、アプリのみがファイルにアクセスできることを確認します。このアクセスは MODE_PRIVATE で設定できます。MODE_WORLD_READABLE (非推奨) や MODE_WORLD_WRITEABLE (非推奨) などのモードはセキュリティリスクをもたらす可能性があります。

Android セキュリティガイドライン: Android では、内部ストレージのデータはアプリ専用であり、他のアプリはアクセスできないことを強調しています。また、IPC ファイルでは MODE_WORLD_READABLE モードと MODE_WORLD_WRITEABLE モードの使用を避け、代わりに コンテンツプロバイダ を使用することを推奨しています。Android セキュリティガイドライン を参照してください。Android では内部ストレージを安全に使用する方法に関する ガイド も提供しています。

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